リージョナル&プロクオリファイアーのルール
http://www.ifbbpro.com/international-regional-and-pro-qualifier-rules/
※これらのルールは変更される可能性があります。
コスチュームについて
①ツーピースのビキニを着用すること。
②スーツのボトムは正面がVシェイプになっており、コネクターがなく、背面は腰の高い位置に縁がくるものを選ぶこと。現在のビキニ競技と同様であり、Tバックやトングは認められない。Vシェイプでトングは禁止。
③コネクターがある『コンペティション・ビキニスタイル』のボトムを着用することもできる。その場合でも審査が変わることはない。
④常識的なものを選択すること。不適切なスーツを着用している場合は、あらかじめ警告がされるので、不確かな場合は2着用意しておくのが望ましい。なお、不適切なスーツでステージに上がった場合は、減点される場合があるので注意すること。
※全て現在のビキニ競技と同様である。
※:NPC、NPCワールドワイドやIFBBプロリーグでは、いかなるスーツメーカーや会社、デザイナーに対しても公認や認定をすることはない。宣伝に『プロカットビキニ』『オフィシャル』『アプルーブド』などの文言があっても、NPC、NPCWW、IFBBプロリーグが正式に認めたものではないので注意すること。
ステージ上での注意事項
①処方された眼鏡の使用は認められる(サングラスは禁止)。
②予選&決勝の際、選手はジャッジが見やすいようにゼッケン番号をビキニショーツの左側にしっかり止めること。
③他の競技と同じように、禁止事項や注意事項を守ること。違反した場合は失格になることがあるので注意すること。
進行について
■プレゼンテーション・ラウンド
①選手はゼッケン番号順にひとりずつステージ中央に移し、モデルウォークを行う。
※モデルウォークはステージに上がり、中央まで移動したら一旦停止し、正面に顔を向ける。その後、その場でフルターンを行い、次は正面に背中を向けて立つ。再びターンを行って身体を観客とジャッジに向けて終了する。
※気品を損ねる行為は禁止。モデルウォークの制限時間は10秒を目安とする。
②プレゼンテーションを終えたら、ステージを退出し、全員のプレゼンテーションが終わった後に再びステージに上がる。もしくは、プレゼンテーション後、ステージの端に整列する。どちらが選択されるかはクラスに出場する選手数によって決定されるので、係員の指示に従うこと。
※腕を横に広げたり、肘を極端に曲げたり、手首を上下に曲げないこと。参照写真を確認して、正しいポーズをマスターすること。(NG例 写真⑤⑥)
■コンパリソン・ラウンド(比較ラウンド)
①番号順に数名ずつがステージの中央に移動し、フロントとバックポーズをとる。中央への移動やポーズをとるタイミングはヘッドジャッジに従うこと。
②コールアウトでは、ヘッドジャッジが特定の選手の番号を呼ぶので、呼ばれた選手はステージ中央に移動する。指示により、フロントとバックポーズを行う。この際、ジャッジは選手を比較して採点していく。
スコアについて
・ウェルネス部門では女性の美しいフィジークが競われる。腰、臀部、大腿部の筋量が豊富である点に特徴がある。上半身の発達も不可欠だが、下半身の発達ほどのレベルが求められるわけではない。
・ウェルネスで求められるコンディションはビキニとほぼ同様である。ビキニとの違いは、ウェルネスでは筋量が豊富である点。また、適度な脂肪を残すが、セパレーションがわかるコンディションが望ましい。ストリエーションは不要である。
(よくある質問)
『:ウェルネスの腹筋はフィギュアレベルとビキニレベルのどちらが適切か』
→現時点ではビキニレベル。
[肩は丸みがあり、フィギュアやウーマンズ・フィジークレベルの発達が求められるのか、あるいはビキニレベルが妥当か]
→ビキニより発達させた方がいいが、フィギュアよりは強調の必要はない。また、ウーマンズ・フィジークのようなストリエーションや絞りは求められていない。
[大腿四頭筋のデフィニションについてはどの程度が望ましいか]
→ややセパレーションがあり、見た目が美しい大腿四頭筋が望ましい。ストリエーションは不要であり、フィギュアやウーマンズ・フィジークよりも弱いディフィニションや絞りが求められる。
[臀筋の発達度]
→丸みのある殿筋が望ましい。また、臀筋とハムストリングスの間に軽いセパレーションがあると良いが、ストリエーションは不要である(ビキニ競技と同様)。ただし、ビキニ選手よりもウェルネス選手の臀筋は大きいのが良い。フィギュアやウーマンズ・フィジークよりも弱いディフィニションや絞りが求められる。
ポージングとプレゼンテーションについて
[フロントポーズ]
選手は正面を向き、片手を腰に添える。反対側の腕は真下に下ろし、片脚を軽く外に伸ばして立つ(写真①)。体の横に腕を伸ばしたり、肘を曲げたり、手首を曲げて手の甲を上に向けるポーズは望ましくない。
[クォーターターン・ライト]
選手はジャッジに顔を向ける。右手を腰に当て、左腕は真下に下ろし、右膝を軽く曲げる。ビキニ選手が行うクォーターターンと似たポーズである。(写真②)なお、体の横に腕を伸ばしたり、肘を曲げたり、手首を曲げて手の甲を上に向けるポーズは望ましくない
[クォーターターン・リア]
選手は背中を正面に向ける。このとき、下背部を反らせて、臀筋を押し出すようにする。(写真③)ここでも体の横に腕を伸ばしたり、肘を曲げたり、手首を曲げて手の甲を上に向けるポーズは望ましくない
[クォーターターン・ライト]
選手は審査員に顔を向け、左手を腰に当て、右腕を下に伸ばし、左膝を曲げた姿勢を作る。(写真④)ここまでと同様に、体の横に腕を伸ばしたり、肘を曲げたり、手首を曲げて手の甲を上に向けるポーズは望ましくない
[モデルウォーク]
ビキニ部門で行われているのと同様、ヘッドジャッジの指示に従ってモデルウォークを行う。
ステージ上での注意事項
①処方された眼鏡の使用は認められる(サングラスは禁止)。
②予選&決勝の際、選手はジャッジが見やすいようにゼッケン番号をビキニショーツの左側にしっかり止めること。
③他の競技と同じように、禁止事項や注意事項を守ること。違反した場合は失格になることがあるので注意すること。
●写真①
●写真②
●写真③
●写真④
●写真⑤
●写真⑥